MSP430F5438A開発ボード

MSP430F5438A開発ボード

MSP430F5438A

超低消費CPU、RTC、FRAM、RS-485、RS-232Cを搭載

概要

本製品はテキサスインスツルメント社製低消費高性能CPUのMSP430F5438AとF-RAM（1Mbits）とRTC、RS485、RS232C、電源部で構成した小型高機能ボードです。

またJTAG用コネクタと外部用I/Oコネクタを用意してあります。 電源入力部、RS-485部、RS-232C部は、端子台仕様なので、接続が容易です。

特徴

1. CPU
   • テキサスインスツルメンツ社製　MSP430F5438A　搭載
   • 3V/16MHｚ動作、入出力ピン87本、100P　TQFP
2. RTC：エプソントヨコム製RX-8581SA 搭載、電気２重層コンデンサー0.22Fも搭載しているので、バックアップ動作が可能。
3. 標準搭載メモリー：16Kbytes SRAMと256Kbytes FROMをCPU内に内蔵。
4. データバックアップ用としてFRAM搭載
   • データバックアップ用として1Mbits FRAM（強誘電体不揮発性RAM)を搭載しました。
     ≪使用FRAMの特徴≫
     ・回路構成：128k×８bit(1Mbits) 8ｐin SOP
     ・CPUとのI/Fは、I2CBUSです。
     ・書き込み回数は1010回（100億回）と半永久的で
     EEPROMとの置き換えや SRAMライクな使用が可能です。
5. RS-485ドライバICを搭載：外部とのシリアルインターフェース用にRS-485を搭載しました。
6. RS-232CドライバICを搭載：外部とのシリアルインターフェース用にRS-232Cを搭載しました。
7. コネクタ実装済　＋　コネクター　ケーブル付属：外部接続用コネクタの実装とコネクタ付ケーブルが付属がされていますので、即ご使用になれます。
8. 両面実装で基板の小型化を実現：両面実装により110ｍｍ×60ｍｍと非常にコンパクトですので小型の組込み機器 にも搭載可能です。
9. CPU書き込み、評価用に14P－JTAGコネクタ搭載

MSP430F5438A　仕様

CPU部

• CPU：テキサスインスツルメンツ社製MSP430F5438A （超低消費CPU）16bit RISC アーキテクチャー
• 外部クロック：16.0MHｚ 又は、32ＫＨｚ
• メモリ
  • 内蔵フラッシュROM　256K bytes
  • 内蔵RAM 16K bytes
  • ＦRAM（データバックアップ用）　1Ｍbits
• 割り込み(INTC) ：外部割込み端子9本（NMI, IRQ0～IRQ7）
• タイマA0,A1,B0 3ch：16ビットタイマ 3ch
• シリアルI/F
  • コンペアマッチ,キャプチャ機能 ： 各ch
    PWM　アウトプット機能 ： 各ch
  • CHA(4) ： 各UART、IrDA、SPI
    CHＢ(4) ： 各I2C、SPI
    調歩同期/クロック同期式モード選択可
    全二重可
• Ｉ/Ｏポート 入出力 ： 84本
  Ａ/Ｄ変換器 １2ビット×16ch

共通部

• 外部接続 外部拡張用(I/O) ： 12pinコネクタ×6
• RS-485用端子台 ： 3ピン 端子台
• RS-232C用端子台 ： 3 ピン 端子台 , 12pinコネクタ×1
• 電源用コネクタ(2系統用意）
  • DC（4～24V)入力 2ピン端子台、2ピンコネクタ
  • 乾電池入力（0.9～3.3V) 2ピン端子台、2ピンコネクタ
• 電源：DC4～24V　0.2Amax　又は　DC0.9～3.3V 0.2Amax
• 基板外形：110×60×t1.6（4層・両面実装基板）
• 使用環境範囲：0℃～+50℃、20～80%RH
• 付属品：マニュアル、回路図、コネクタ付ケーブル1個

ブロック図